不調に陥った時

誰しもコンディションの悪い日があると思います。

何故、不調に陥るのでしょうか？

私が考えるには 恐らく、その日の体調の不良、
無理なスケジュール、又は休暇などによる練習不足、
他には 奏法の試行錯誤に於て無理な(或いは無茶な)事を試しすぎてしまった、
自己の奏法の確認を疎かにして やっつけで仕事をしていた
etc・・・

等が挙げられると思います。

そういった場合に何が奏者の身体に起こるのでしょうか？

本当は分けて考えるべきでは無いのかも知れませんが、
呼吸法に問題が無い限り、問題はやはり唇です。

体調不良や無理のため少し腫れていたり、
その他の原因のためにマウスピースの位置が
ほんの少しずれていたりします。

熱や“できもの”に因る唇の腫れ等は回復を待つしかありませんが
その他の原因で(原因不明も含む)不調に陥ってしまった時は

「DIE POSAUNE」２巻の
Alois Bambula(アロイス・バンブーラ)

P.110 No.336 〜 P.114 No.338, P.119 No.343 〜 P.122 No.356を、

マウスピースから口を離さずに「通し」での練習を、
1日〜数日間できるまで何度もやれば
(1回でできればそれは不調とは言えないと思います。)
かなりの効果が期待できると思います。