YAMAHAアトリエ特注マウスピースPart２
YAMAHAアトリエの青柳さんに再び感謝！


マウスピース♪



'04の１月に

最終的に完成したYAMAHAアトリエで青柳氏製作の特注品です。

制作の依頼にあたり、10本近くの既製のマウスピースの各部を実測して頂き、

制作の取り掛かりまで実に7ヶ月以上かけて慎重に検討に検討を重ね出来上がった

ものですが、結局旧モデルとほとんど変わらないカップサイズになりました。

やはり自分にはこのサイズが合っているようです。

しかし、

ご覧の通り変更点は多数あり、最も大きな点はやはりこの独特の外形状でしょう。

これはMONETTEのMonette Trumpet専用マウスピースを参考にしました。

プロトタイプの時点ではリム部分に段差の無い旧MONETTEのモデルのような

形状でしたがどうしてもクラシカルなアタックになってしまうのでリム端から

7mmの部分からシャンクの終わりまでを削除し改善に成功しました。


また、

スロート径を0.1mm縮小し、スロート長も1mm程度長くし、シャンク長を
（実測できないので正確な数値は分かりませんが）

7mm程度短くしています。結果マウスピース自体の全長もずいぶん短いものになりました。

形状もシャンク先端がレシーバー内側にしっかりと密着するように旋盤加工に加えて

手作業でのペーパー処理をプロト時に実施し、市販の既製品では在りえない高精度の

ジョイント精度を実現することができました。
PHOTO


リム形状は旧モデルをコピーしてもらったのですが、制作初期段階で少し内外の

エッジが立ったものになり、これが意外に良かったので修正を依頼せずにそのまま

で仕上げてもらいました。


これらにより、

以前に比べ、太くかつ明るくそして重量感ある音質が得られ、

同時に上記と相反するように思われる軽やかな音のつながり、キレ、流動性等が

向上したように感じています。



青柳さん有り難うございます。





“j-chin”よねだ special mp 旧モデル

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